採用情報

高校を卒業してすぐに当社へ入社し、20数年にわたって働き続けていられる理由を考えてみると、一言で言えば「自由にやらせてもらえたから」ではないかと思います。入社当初の若い頃、現場で働いている時にも任された仕事の細かい部分でいろいろな工夫を凝らしていくことができたし、それを容認してくれる雰囲気が当時からあったと思います。そしてその雰囲気は、主任、係長、センター長、課長とキャリアアップをしてきた間も変わりませんでした。現在は部長というポジションを拝命し、責任を重く感じる部分もありますが、部長だからこそできることに、自由な発想でチャレンジしていきたいと思っています。

部長の仕事は、営業部門との調整や折衝、クライアントに向けた改善提案や料金面の調整など。それに加えて首都圏物流部へ異動してきた今は、クライアントに提供するサービスの品質を向上させるために現場でどんな改善に取り組んでいくかを考え、実行するミッションがあります。現在の部門に来てみて感じたのは、関西に比べて関東のメンバーは若い人が多い、ということ。経験やノウハウが浅いからできていないことがあったり、キャパシティーが広がっていなかったりする印象があります。これから一人ひとりのスキルとモチベーションの向上を実現するにはどうすればいいか、を考えていきたいと思っています。

かつて私は、ハンディターミナルを用いた新しいシステムの導入プロジェクトを主導したことがありました。これにより、業務の改善や簡素化が実現でき、さまざまな数値の改善・向上も果たしました。システム担当の社員とともにプロジェクトを推進しましたが、自分たちの意見ややりたいことが通しやすかった印象が残っています。当社は決して規模の大きな会社ではありませんが、だからこそいろいろなことにチャレンジできるし、若い人たちにはそれをやりがいとして受け止めてもらいたいと思っています。これから入社してくる人たちにはぜひ、与えられた業務や役割をこなすだけでなく、自分の意見を持って上司に確認したり、上司に意見を求めたりという前向きな行動を積極的にしてもらいたいと思います。

自分には、いわゆる就職活動や転職活動をした経験がありません。高校の先生に勧められ、当社への入社を決めた人間なので、そういった活動にどんな気持ちで臨んでいるのかはなかなか想像できません。しかしながら、今まさに就職活動や転職活動をされている中で当社を知った方に伝えたいのは、当社は「自分の考えを発信したい、形にしたい」という志向の人にはとても居心地のいい会社だということです。もしも今の環境で、人から言われたことをやるだけなのが不満と感じているのなら、ここで自分らしさを発揮して下さい。そしてそれが「楽しいことだ」と私のように感じられたらいいな、と思っています。